自動車を廃車にする場合には、すでに支払った自動車税の還付を受けられる場合があります。
自動車税は、基本的にその年の4月から翌年3月までの分を一括で、いわば前払いしているようなかたちとなっています。
したがって、廃車にする時期が、年度の途中であった場合には、3月までの期間の分は納め過ぎていることになってしまいますので、しかるべき調整が必要になるというわけです。
この場合の計算方法ですが、たとえば5月に廃車にしたとすれば、3月までの残りは10か月あるとこになりますので、自動車税のトータルの金額を12か月で割ったものに10を掛け算すれば、概算の還付金額が出てきます。
これはたとえば自動車重量税なども同じような計算方法で、月割で計算をすればよいことになっています。
廃車の手続きは運輸支局または自動車検査登録事務所で行いますが、施設内には都道府県の税務事務所の分室が焼かれていますので、この還付の手続きのほうもあわせて行います。
自動車の廃車の手続きにともなう期間ですが、少なくとも数週間はみたおいたほうがよいといえます。
まずは廃車にあたって、買取業者や解体業者、あるいは中古車販売店などといったところに見積もりを依頼し、その上で実際に査定をして、もしも価値が残っていれば、それを手数料から差し引くことになります。
見積もりなどは車種や車両重量などといった基本的なデータがあれば、すぐにでも返信してもらうことができますし、査定自体もそれほど時間はかかりません。
ただし、実際に条件的に折り合って廃車の手続きをする場合には、印鑑登録証明書など、市町村役場で交付を受けなければならない書類がありますので、その申請のために仕事を休むといった準備のほうがかかる可能性があります。
申請ができれば運輸支局での手続きは即日完了しますが、自動車を解体する場合には、その作業のために数週間程度の期間を要します。
また、廃車の手続きそのものが終わったとしても、自動車税や自動車重量税の還付金を受け取るまでには、役所のつごうにより数か月程度かかるのがふつうです。
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